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イクラ

日本で馴染み深いイクラの食べ方といえば、イクラ丼ではないでしょうか?この名前はロシア語に由来しているんですよ。このことからも分かるようにロシアでもイクラは庶民の味として高い人気があり、様々な料理に添えられます。さて、イクラとはどんなものなのか紹介していきましょう。

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イクラって、どんな食材?

イクライクラとは簡単にいうと鮭の魚卵です。もともとイクラという言葉はロシア語からきているものでロシア語での正式な呼び名はクラースナヤ・イクラ(赤い魚卵)と言います。鮭やマスなどのサケ科の魚卵の卵巣膜を取り除いて、産卵前の熟した卵を1粒ずつバラバラに分けて、塩漬けにしたものですね。ちなみに、1粒ずつバラさずに塩漬けにしたものは筋子と呼びます。

では、イクラが日本に伝わったのはいつのことなのでしょう?日本では大正時代にロシアから伝えられた製法にしたがって樺太庁水産試験場が試験的に製造したのが始まりだと言われています。ロシア人がチョウザメの卵から造るキャビアにヒントを得て、造り始めたものなんですよ。日本で言うイクラとは白鮭の卵のことを指しますが、ロシアではピンクサーモンの卵をそう呼ぶのが一般的です。ロシアの市場などで売られているイクラは140gでだいたい300円程度です。もちろん、ピンキリですけどね。日本ではピンクサーモンの卵をマスコまたはマスイクラというふうに呼んでいるんですよ。また、地域によってはイクラのことをチャム子とかサケ子などということもありますね。

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イクラの栄養

イクラの醤油漬よく、イクラばっかり食べているとコレステロール値が高くなると聞きます。コレステロールは脂肪分の一種なので、食べすぎは体を壊す原因にもなりかねません。イクラには、ほかにどのような栄養成分が含まれているのでしょう?ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、銅、タンパク質などが豊富に含まれています。これらの栄養素から特にビタミン類が多く含まれていることが分かりますね。さらに、レチノールやリン、ビタミンB1・2、マグネシウム、亜鉛、鉄なども入っています。こんなにたくさんの栄養があるなんて意外ですよね!あとは、家庭で塩漬けやしょうゆ漬けにするとき、調味料の量に気をつけましょう。せっかくの美味しいイクラの味が損なわれてしまう場合があります。

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イクラの生みの親・鮭について

グルジア共和国の風景日本ではイクラの生みの親として知られている白鮭は、北海道や本州の北部で産卵、ふ化したあと川を下ります。海で3〜5年過ごすと生まれた川に戻ってきて、またそこで産卵します。産卵後の親魚の大半は力を使い果たして、数日のうちに命が尽きてしまいます。一方、ロシアではカムチャッカ半島やアムール川などの極東地方でたくさんの鮭が捕れます。日本海域で捕れる鮭もロシア海域で捕れる鮭も、卵を抱えて帰ってくる秋がイクラの旬なのです。1993年には、「北太平洋における溯河性魚類の系群の保存のための条約」が制定され、活動海域が日本とロシアの沿岸200海里以内に制限されることになりました。おいしいイクラを今後も食べられるようにするためにも、天然モノのサケの捕り過ぎに注意しなければなりませんね。

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イクラとロシア料理

イクラの缶詰ロシアでは普通、イクラは缶詰で販売されています。イクラが缶詰になっているなんて思いもよらないことで、初めて実物を見たときは驚きました!瓶詰めなら分かりますが、現地ではそれが当たり前なんです。缶を開けてみるとイクラがびっしりと入っています。味は普通ですが、日本産のイクラとはちょっと違うと思ったほうがいいでしょう。少し生臭いうえに脂臭さもあります。さらに以前、私が食べたものはイクラに缶の鉄臭さも移っていました…。缶詰を開けたら、イクラをほかの容器に入れ替えておくことをおすすめします。

イクラはロシアでも人気の食材の一つですが、料理に使うというよりも何かのトッピングに用いるといったほうがいいですね。ブリヌィと呼ばれるロシア風クレープに巻いたり、クラッカーやパンにのせるのが、一般的な食べ方です。サラダに混ぜて食べることもあります。ロシア人もお米は食べるのですが、向こうではイクラはブリヌィに包んで食べるのが一番美味しいと思っている人が多いようです。イクラを見ると白いご飯がほしくなるのは日本人だけなのでしょうか?こんなところでも食文化の違いを見つけました♪

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