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スメタナ

ロシア料理では脇役的存在のスメタナ。ですが、果たす役割はとても大きなものなんです!ボルシチには必ずといっていいほど入っていますし、肉や魚料理などにもよく使われています。そんなスメタナが一体どのようなものなのか紹介していきましょう。

スメタナって、どんな食材?

ボルシチの上のスメタナスメタナって何?と思うかもしれませんが、実はみなさんもよく知っているものなんですよ。

別にロシア独自の珍しい食材というわけではありません。

これはロシア風のサワークリームのことです。このスメタナは乳脂肪分の高いクリーム(日本で言う生クリーム)を乳酸きんで発酵させたものを言います。

昔は酸化して固まった牛乳の上にできる「うわずみ」で作られていましたが、今では大量生産するために低温さっきんした牛乳をクリーム分離機にかけて、そこへ乳酸きんを加えて発酵させる方法を取っています。

酸っぱくてサワークリームとほとんど同じようなものですが、その味はサワークリームに比べて、淡白でマイルドなので食べやすいですよ♪

そこにロシアの食材(正確には調味料と言ったほうがいいかもしれませんね)だというオリジナリティがあるのではないでしょうか。

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スメタナの栄養

スメタナスメタナの栄養は普通の日本にもあるヨーグルトと同じといっていいでしょう。

ヨーグルトの原材料である牛乳には、良質なタンパク質、カルシウム、糖質、ビタミンなどが含まれています。

もちろん、ヨーグルトにもそっくりそのまま、これらの栄養成分が含まれているんですよ。そして、ヨーグルトの栄養として見逃せないのが乳酸きんです。

乳酸きんによるはっ酵作用には、それぞれの栄養成分の質を高める性質があり、しかも腸内環境まで整えてくれるんですよ。これにより便秘が改善され、美容にもいいと言われています。

さらにタンパク質は一部がアミノ酸やペプチドに分解されることで、消化吸収がよくなります。また、ヨーグルトを食べることでアレルギーの発症を抑える効果や免疫力を高める働きも期待されています。

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スメタナの歴史

グルジア共和国の風景みなさん、日本でも一時期話題になったカスピ海ヨーグルトを覚えていますか?

実はこれもスメタナだと言われています。ということで、このヨーグルト(スメタナ)の歴史を紹介しましょう。

原産地は両側に黒海とカスピ海があるヨーロッパ東部のコーカサス地方のグルジア共和国。この地方は四季がはっきりしていて、温暖な気候のため牧畜などに適している土地なのです。

さらに、ここ周辺の地域では多くの100歳以上のお年寄りが元気に生活していることに驚かされますね。これは注目すべき特徴の1つで、長寿国として世界でも有名になっています。

スメタナが長寿の秘訣になっているのかもしれませんね!スメタナが誕生した時期を確定するのは難しいですが、何千年も昔から人々の健康に欠かせないものとして親しまれてきたのでしょう。

カスピ海ヨーグルトもスメタナということで考えると、今では発祥地のグルジアのみならず、ロシア全土、海を挟んだ日本など世界各国で食べられていることになりますね。

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スメタナとロシア料理

ペリメニの上のスメタナロシアでは、あらゆる料理にスメタナをかけて食べます。これを加えることでコクが出て、しっとりとした仕上がりになります。

絶対に主張しすぎることなく、料理の味を損ないません。ボルシチやほかの様々なスープ、ロシア風水餃子のペリメニにも使います。

ボルシチに関してはマヨネーズが添えられることもありますが、個人的にはスメタナのほうがさっぱりしていて好きですね!

ほかにも、肉や魚、野菜などにかけてオーブンで焼いたり、炒めたりもしますよ。

これまでロシア料理ではソースというものがほとんど発達してこなかったので、その代わりに活躍しているのがスメタナと言えるでしょう。

現地の人は何でもすぐ、スメタナをかければ美味しいよ!と言います。

私が思うに私たち日本人が醤油を使う感覚と同じなんじゃないでしょうか。スメタナはロシア料理を美味しくするための潤滑剤なのです。

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