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サラダ

ロシアのサラダは、鮮やかな色が目を引きます♪それに寮のビュッフェで初めてロシアのサラダを食べたとき、日本のよりも野菜を細かく刻んでいる印象を受けました。こうすると野菜が苦手な人も食べやすいかなぁと思います。ここではロシアを代表するオリヴィエ・サラダとヴィネグレットを紹介しましょう。

オリヴィエ・サラダって、どんな料理?

ロシアには私たち日本人がイメージするような生の野菜を使ったサラダというものが、ほとんど見当たりません。新鮮な野菜の採れる時期などが関係して、生食するという考え方が定着していないように思います。

そんな浅い歴史の中で代表的なロシア・サラダの一つとしてオリヴィエ・サラダを挙げることができるしょう。ロシアのサラダにはあまり馴染めなかった私も、これは好きでした。ロシア版ポテトサラダといったところでしょうか。

このオリヴィエ・サラダはモスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフが考案したもので、彼の名前をとって料理名にしたと言われています。その後、レストラン「モスクワ」の料理人が「首都サラダ」を作り、これがオリヴィエ・サラダと同じものだと主張していました。

オリヴィエ・サラダの作り方は秘密にされていたので、「首都サラダ」が本当に同じだったのかは信じ難いものがあります。ですが、幻とされているオリヴィエ・サラダを再現したものが「首都サラダ」ということは言えるでしょう。ロシアで、このオリヴィエ・サラダはお正月(新年)の定番料理となっています。

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オリヴィエ・サラダのレシピ

オリヴィエ・サラダのレシピを紹介しましょう。ロシアではサラダにもジャガイモをよく使いますが、これもその一つですよ。日本人の口にも合う味付けになっています!基本的な作り方はポテトサラダと変わりません。

材料(4人分)

  • 鶏胸肉:100g
  • ジャガイモ・ゆで卵:各2個
  • 玉ねぎ:1/8個
  • セロリ・ニンジン:各1/4本
  • キュウリのピクルス:1/2本
  • グリンピース:大さじ2
  • マヨネーズ:大さじ6
  • 砂糖・酢・塩・こしょう・ハーブ類:各適量

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作り方

  1. 鶏肉は塩を加えた水からゆで、火が通ったらサイの目に切りましょう。
  2. ジャガイモは丸ごと塩ゆでしたあと、皮をむきます。玉ねぎとセロリには塩を少しまぶしておきます。ニンジンは塩ゆで、グリンピースは軽く湯通ししましょう。これらの野菜とピクルスをサイの目切りにします。ゆで卵はみじん切りにします。
  3. 切った野菜とピクルスをボウルに入れて、そこに鶏肉を加えます。さらに。砂糖と酢、塩、コショウを加えて軽く混ぜてからマヨネーズで和えます。
  4. お皿に盛って、ゆで卵のみじん切りとハーブ類を散らして出来上がりです。

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ヴィネグレットって、どんな料理?

オリヴィエ・サラダと並んでロシアの代表的なサラダといえば、このヴィネグレットでしょう。ビュッフェで「このサラダ、おいしいから食べてごらん」と勧められたとき、その鮮やかな赤紫色が私の目に飛び込んできました!

一瞬、これはサラダじゃない!と思いました(笑)ロシア料理によく使われる食材スビョークラの項目でヴィネグレットについて少し触れましたが、もう一度おさらいしましょう。

ヴィネグレットとはフレンチ・ドレッシングのことを指しています。基本的な材料はスビョークラ(ビーツ)、ジャガイモ、ニンジン、キュウリのピクルス、玉ねぎです。あとは、お好みでキャベツやハムなどを加えます。

これらを酢や塩、サラダ油で作ったドレッシングで和えるだけの簡単な料理です。19世紀中頃には、もうすでにこのヴィネグレットはあったと言われています。

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ヴィネグレットのレシピ

それでは、ヴィネグレットのレシピを紹介しましょう。これと言って作り方も難しくなく、簡単にできますよ。白っぽい服を着ているときは気をつけて食べましょうね!

材料

  • 缶詰のビーツ:1缶
  • ジャガイモ:2個
  • 玉ねぎ:1/8個
  • セロリ:1/4本
  • ニンジン・キュウリのピクルス:各1本
  • ハム:2枚
  • パセリ:少々
  • 酢:大さじ1
  • サラダ油:大さじ1杯半
  • ガーリックパウダー・塩・こしょう:各適量

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作り方

  1. ジャガイモとニンジンはゆでて、ビーツ、キュウリのピクルスと一緒にサイの目切りにしましょう。セロリは筋を取って乱切り、ハムは1cm角に切ります。玉ねぎはみじん切り、パセリも粗みじんにしておきましょう。
  2. 次はソース(ドレッシング)を作りましょう。ボウルに酢、サラダ油、ガーリックパウダー、塩、コショウを入れてよく混ぜ合わせます。
  3. そこにパセリ以外の切った材料をすべて入れ、全体にソースが行き渡るように混ぜ合わせましょう。
  4. 冷蔵庫で1~2時間寝かせて、味を染み込ませます。あとはお皿に盛って、パセリを散らせば出来上がりです。

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